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名席 / 島根県指定文化財
明々庵
Meimei-an
大名茶人・松平不昧の好みで建てられた二畳台目の席。松江城を望む高台で公開され、抹茶もいただける。A two-mat daime room in the taste of the daimyo tea master Matsudaira Fumai, open on a rise overlooking Matsue Castle, where matcha is served.
明々庵は、茶人として名高い松江藩七代藩主・松平不昧公の好みで、松江市殿町の有澤家本邸に建てられた茶室です。不昧公もたびたび訪れたと伝わります。
一時は東京の松平伯邸へ移されましたが、のちに郷里の出雲へ戻され、昭和3年に菅田庵のある有澤山荘の向月亭の隣、萩の台に建てられました。戦後は手入れが行き届かず荒れていましたが、昭和41年(1966)、不昧公150年祭を機に現在の赤山の台地へ移されました。
厚い茅葺の入母屋に、不昧公筆の「明々庵」の額。床は杉柾の細い板を五枚半はぎ合わせた奥行きの浅いもので、二畳台目の席は中柱を立てず炉も向切りという軽やかなつくりです。決まりごとにとらわれない不昧公の好みがよく表れています。年中無休で、庭を前に抹茶をいただけます。
島根松平不昧
写真Gallery






隣の赤山茶道会館The adjoining Akayama Tea Hall
明々庵の隣には、昭和51年に開かれた赤山茶道会館があります。この地方の各流派が稽古や茶会に使えるよう整えた施設で、20畳ほどの洋間・水屋・厨房があり、立礼の稽古や30人ほどの会議もできます。
松平不昧についてAbout Matsudaira Fumai
不昧(1751〜1818)は松江藩の七代藩主で、名は治郷。17歳で藩主となり藩政改革で成果をあげる一方、若くから茶を学び、20歳で真の台子の伝授を受けました。
随筆『贅言(むだごと)』では茶事のぜいたくを戒めましたが、のちに名物の茶道具を集め、『古今名物類聚』18巻などを著しました。集めた名物の目録は「雲州蔵帳」として知られます。
この茶室を体験するにはVisit & use
年中無休で、呈茶時間内なら抹茶(不昧公好みの干菓子2種付)をいただけます。
拝観案内Information
| 所在地 | 〒690-0888 島根県松江市北堀町278 |
|---|---|
| 開館時間 | 4〜9月 9:00〜18:00/10〜3月 9:00〜17:00(年中無休) |
| 呈茶時間 | 4〜9月 9:50〜16:30/10〜3月 9:50〜16:00 |
| 入館料 | 大人600円/小人300円(20名以上の団体 大人480円・小人240円) |
| 呈茶料 | 抹茶(不昧公好みの干菓子2種付)600円 |
茶室Tea Room
室内Interior
庭・露地Garden
画像はプレースホルダーです(文化財の写真は掲載していません)
明々庵のような茶室を、自宅や施設につくるには
数寄屋の技術を持つ工務店・設計事務所を、施工例とあわせて比べられます。
