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待庵
Tai-an
利休唯一の現存茶室と伝わる二畳の極小空間。土壁と斜め天井が生む張りつめた静けさが、わび茶の原点を今に伝える。The only surviving tea room attributed to Sen no Rikyū — a two-mat space whose earthen walls distil the very origin of wabi tea.
妙喜庵にある国宝の茶室。文化庁のデータベースによれば、天正年間(1573〜92年)ごろに利休好みとして造られ、後の時代に何度も写しが作られたほど名高い。二畳の隅炉、洞床の床の間、一畳の板畳付きの次の間と勝手の間からなり、南面に土庇が付く。1903年に重要文化財、1951年に国宝に指定された。
妙喜庵の説明では、山崎の合戦の折に秀吉が陣中で利休に二畳の茶室を作らせたという伝えがあり、のちに当庵へ移されたとされる(当初からこの地に造った、利休屋敷から移したなど諸説もある)。国内に三つある国宝茶室(待庵・如庵・密庵)のうち、利休作と確かに伝わるのは待庵だけだという。
屋根は切妻造の柿葺。掛込天井と棹縁天井の組み合わせや、床の隅まで塗り回した「室床」によって、二畳でも狭さを感じさせない。にじり口を最初に設けた茶室とされ、壁はワラスサを表に出した塗り、柱は北山杉の丸太、下地窓には淀川のヨシが使われているという。
拝観は往復はがきによる事前申込制で、日曜の午前のみ。住職の説明を交えた案内で、写真・動画の撮影は禁止されている。
国宝京都千利休
写真Gallery
この茶室を体験するにはVisit & use
拝観は往復はがきでの事前申込制(日曜午前のみ・1組5名まで)。住職の案内を受けながら見学する。最新の受付状況は妙喜庵の公式サイトのお知らせで確認できる。
予約・申込
拝観を申し込む(往復はがき)(公式ページ) ↗「拝観を申し込む(往復はがき)」は、施設の公式ページから手続きできます。空き状況・条件は公式ページでご確認ください。
拝観案内Information
| 所在地 | 京都府乙訓郡大山崎町竜光56(妙喜庵) |
|---|---|
| 公開日 | 日曜日の午前のみ(基本10:30・11:30の枠、寺用で休みあり) |
| 申し込み | 往復はがきのみ。希望日の1ヶ月ほど前に。1組5名まで |
| 拝観料 | 1人1,000円(高校生以下は原則不可) |
| アクセス | JR山崎駅下車すぐ/阪急大山崎駅から徒歩5分(駐車場なし) |
写真:待庵(妙喜庵)の古写真(Wikimedia Commons/パブリックドメイン/文化財協会)
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