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名席 / 福岡

松風庵

Shōfū-an
百貨店「福岡玉屋」創業者の邸宅跡に残る茶室。京都から数寄屋師と資材を集めて造られた本格の席で、いまも市民が茶席として使える。A tea room on the former estate of the founder of the Fukuoka Tamaya department store, built with craftsmen and materials brought from Kyoto — and still usable today.

松風園は、福岡を代表した百貨店「福岡玉屋」の創業者・田中丸善八の邸宅「松風荘」の跡地を整え、平成19年度に開園した日本庭園。昭和20年代に建てられた茶室を持ち、園の名の由来となった田中丸家愛用の茶室「松風庵」が当時のまま残されている。

松風庵は京都から資材と数寄屋の職人を集めて造った本格的な茶室で、障子を開けると庭園を望める。茶室は小間の松風庵と広間があり、新館には8畳の和室が2間ある。

駿河湾と富士山をイメージした庭には、樹齢100年を超えるイロハモミジや、茶道具の棗をかたどった珍しい棗灯籠がある。露地、野点広場、あずまや、腰掛待合、蹲踞も備え、茶道をはじめとする市民の文化交流の場として使われている。園内では有料で抹茶を出している。

福岡茶席として使える

写真Gallery

内露地から見た松風庵の小間と広間
内露地から見た松風庵の小間と広間Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0 / Hirho
松風庵の小間の全景
松風庵の小間の全景Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0 / Hirho
小間の炉畳と床の間
小間の炉畳と床の間Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0 / Hirho
広間と書院庭
広間と書院庭Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0 / Hirho
広間の床の間
広間の床の間Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0 / Hirho
腰掛待合と中門のある露地
腰掛待合と中門のある露地Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0 / Hirho

茶室で開かれる教室と催しClasses and events in the tea rooms

文化庁の事業として、小学5年生〜中学3年生向けの子ども茶道教室(全8回・定員10名・受講料15,000円、入園料別)が開かれています。和室での作法から薄茶の点て方、正式ないただき方までを学び、最後は茶会で締めくくります。申込は電話(092-524-8264)です。

園内の喫茶では抹茶セット(季節の干菓子付き)のほか、夏には期間限定で冷抹茶(いずれも700円)も出しています。プロの落語家を招いた「松風園寄席」(参加費1,500円、入園料・抹茶付き)のような催しも開かれています。

この茶室を体験するにはVisit & use

園内で抹茶セット(700円)を楽しめます。松風庵(小間・広間)は有料で借りられ、利用日の2か月前から先着順で、電話で空きを確認のうえ申込書を提出します。

予約・申込

「茶室の貸出予約」は、施設の公式ページから手続きできます。空き状況・条件は公式ページでご確認ください。

茶室の貸出予約(公式ページ) ↗

拝観案内Information

所在地福岡県福岡市中央区平尾3-28
公開時間9時〜17時
休み火曜日(祝休日の場合は翌日)、12月29日〜1月1日
料金入園料 大人100円、小人(中学生以下)50円/抹茶セット700円
アクセス地下鉄「薬院大通」駅から徒歩20分/西鉄「薬院」「平尾」駅から徒歩25分
画像はプレースホルダーです(文化財の写真は掲載していません)
松風庵のような茶室を、自宅や施設につくるには

数寄屋の技術を持つ工務店・設計事務所を、施工例とあわせて比べられます。

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