
M邸 茶室
裏千家の教授である施主が、マンションで出炉・大炉・八畳使いの稽古ができるよう依頼した茶室。図面にないコンクリート梁などにも、真行草を意識しつつ遊びのある意匠で対応しました。
公式ページで見る ↗数寄屋師の流れを継ぎ、各流派の茶室を多数施工してきた。
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出典:公式サイト sukiya-fujimori.jp
東京・日本橋に本社を置く数寄屋・茶室の工務店です。昭和の名工とされる数寄屋師・藤森明豊斎(1911-1996)の遺志を継ぎ、設計担当と専属の大工を抱えて設計から施工までを手がけています。
遠州流・宗徧流の家元に出入りして数寄屋普請に携わり、各流派の茶室も数多く手がけてきました。遠州茶道宗家では「成趣庵」をはじめ茶室・広間・露地を新築(1998-2001年)、茶道宗徧流では1974年から1987年にかけて二期の工事を担当しています。
国営昭和記念公園の日本庭園にある数寄屋「歓楓亭」「清池軒」、三渓園の重要文化財「春草廬」の修繕など、公共・文化財の仕事も担います。海外では2003年ドイツの国際庭園博覧会(IGA)日本政府出展庭園の四阿や、2008年のチェルシー・フラワーショーへの協力があります。
茶室の費用は規模・意匠・材料で大きく変わるため、予算と希望を聞きながら相談するとしています。材料は担当者と一緒に施主自身が選ぶことを勧め、遠方や海外の依頼にも応じます。引き渡し1年後を目安に点検に訪れ、その後のメンテナンスも行います。

裏千家の教授である施主が、マンションで出炉・大炉・八畳使いの稽古ができるよう依頼した茶室。図面にないコンクリート梁などにも、真行草を意識しつつ遊びのある意匠で対応しました。
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昭和37年築の茶室を平成20年春から2期に分けて修繕・増築。屋根まわりの補修と隠蔽式空調の導入、梅軒門の改修、外壁の塗り替え、袴付の増築、露地の植栽の一新などを行いました。
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約6haの日本庭園に置かれた数寄屋「歓楓亭」「清池軒」と木橋を担当。歓楓亭は床面積77.31坪で、原寸図を描き材料の産地を訪ねるなど、2年を超える工期で仕上げました。
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宗徧流の名席と伝わり、学園創始者の旧宅から移築された茶室。雨漏りが藁床の畳にまで及んでいたため、複雑な屋根の雨仕舞を第一に直し、造作や建具を洗い、壁をすべて塗り替えました。
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企業の研修施設内に、遠州茶道宗家十三世・小堀宗実家元の監修で計画した茶室。施主自ら吉野や北山へ足を運んで良材を選び、琵琶棚には縁を感じる松材が納まりました。
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東京の企業の研修・福利厚生施設。間口が狭く奥行きのある傾斜地に、田中泰阿弥作と伝わる既存の庭を生かして建て、大工は8か月京都に滞在しました。3階ラウンジから五山の送り火が見えます。
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写真:藤森工務店 公式サイトより
Q. 茶室を建てるとき何に気をつける?/A. 周辺環境との関係や動線、茶室と水屋の配置、材料・樹種の取り合わせ、畳の敷き方など多くあり、流儀によって決まった約束事もあります。家元や先生に指導を仰ぐこともあります。
Q. 施工した建物は見学できる?/A. 可能な限り案内するとしています。
柱脚や土台、水まわりの木部は雨水や湿気で腐朽・シロアリ被害が2〜3年で深刻になるため、雨がかからない工夫と風通しによる予防が最善としています。
檜皮葺・杮葺の屋根は葺き替えの目安が約30年、金属屋根は異種金属の接触による電食に注意。雪の前に樋を外しておくことも勧めています。
関東を中心に、公共施設・貸茶席・日本料理店・ギャラリーなど、藤森工務店が設計・施工した建物を実際に見ることができます。国営昭和記念公園の日本庭園、豊島区立目白庭園、さいたま市恭慶館、懐石一文字、松月などが挙げられています。
| 正式名称 | 株式会社藤森工務店 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都中央区日本橋本町4-5-13 SG日本橋本町7階 |
| 創業 | 1946年(昭和21年)6月 |
| 代表者 | 代表取締役 植向祐治 |
| 事業内容 | 数寄屋建築・茶室建築の設計施工、古建築の保存修理・復元、一般建築、内外装工事 |
| 許可・登録 | 建設業 東京都知事許可(特-30)第124323号/1級建築士事務所 東京都知事登録 第58643号 |
| 電話 | 03-3272-2733 |
| FAX | 03-3272-2734 |
| 特徴 | 遠州流・宗徧流の家元出入り。昭和の数寄屋師・藤森明豊斎の流れ |
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