
名席 / 京都
月波楼
Geppa-rō
桂離宮、池に臨み月を映す楼。船底天井と開放的な造りが水辺の景を引き込む。参観可。A pavilion at Katsura facing the pond to catch the moon, its boat-hull ceiling drawing in the waterside; by application.
桂離宮は八条宮家の別荘として1615年頃から、初代・智仁親王と2代・智忠親王の父子によって約50年をかけて整えられた。池泉回遊式の庭園に4つの御茶屋が点在する。月波楼はそのひとつで、宮内庁の記録では江戸時代前期の建物、木造・杮葺の平屋とされる。
古書院の脇に、御殿と同じ方位で建つ寄棟造の建物である。池のほとりに築いた高台の上にあり、室内から庭を眺めると「楼」の名にふさわしい高さが感じられる。
名は「水面に映る月は一粒の真珠のように美しい」とうたう中国の漢詩に由来するとされ、その名のとおり月を楽しむための御茶屋である。現在は宮内庁の参観コースの中で外から見学できる。
京都
写真Gallery





この茶室を体験するにはVisit & use
宮内庁の参観制度で見学する。事前申込(オンライン)のほか、当日8時40分から現地で先着順に時間指定の整理券が配られる(写真付き身分証が必要)。茶屋は参観コースの中で外から見学する。
予約・申込
桂離宮の参観を申し込む(公式ページ) ↗「桂離宮の参観を申し込む」は、施設の公式ページから手続きできます。空き状況・条件は公式ページでご確認ください。
拝観案内Information
| 所在地 | 京都府京都市西京区桂御園(桂離宮) |
|---|---|
| 休み | 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月28日〜1月4日)、行事等が行われる日 |
| 料金 | 18歳以上1,000円(中学生・高校生は無料)。中学生未満は参観不可 |
| アクセス | 阪急京都線 桂駅から徒歩約20分/市バス・京阪京都交通「桂離宮前」から徒歩約15分 |
| 問い合わせ | 宮内庁京都事務所 参観係 075-211-1215 |
写真:桂離宮(当該茶室が所在する場所。茶室そのものの写真ではありません)/ Wikimedia Commons・CC BY-SA 2.0・KimonBerlin
月波楼のような茶室を、自宅や施設につくるには
数寄屋の技術を持つ工務店・設計事務所を、施工例とあわせて比べられます。