
名席 / 重要文化財
傘亭・時雨亭
Karakasa-tei & Shigure-tei
高台寺の重要文化財。傘を広げたような屋根裏の傘亭と、二階建ての時雨亭が土間廊下でつながる。伏見城から移されたと伝わる。Important Cultural Properties at Kōdai-ji: Kasa-tei, its roof underside spread like an open umbrella, joined by an earthen passage to the two-storey Shigure-tei. Said to have been moved from Fushimi Castle.
高台寺の境内東側の山上に建つ二つの茶室で、国の重要文化財「高台寺傘亭(安閑窟)及び時雨亭」(1936年指定)。京都府の資料によれば、ともに豊臣秀吉が伏見城に営んでいたものが移されたと伝えられる。傘亭は古くは「安閑窟」と呼ばれ、文化庁の解説では利休好みの茶室とされる。
傘亭は宝形造・茅葺で、竹垂木と竹木舞の化粧屋根裏が放射状に広がり、「傘をひろげたるがごとし」(『都林泉名所図会』)と記されたことが名の由来。内部は八畳大の一室で、入口の踏込土間に面して一畳敷きの上段がある。
時雨亭は傘亭と吹き放しの土間廊下でつながる二階建ての茶室。二階は三方を突上の建具で大きく開いて眺めを楽しむつくりで、下段の床の正面中央に円窓をあけ、掛物の代わりに外の景色を取り込む趣向とされる。
高台寺の拝観で境内を巡る途中に見ることができる。秋には夜間特別拝観も行われる。
重要文化財京都豊臣秀吉
写真Gallery





この茶室を体験するにはVisit & use
高台寺の拝観(予約不要)で、境内に建つ傘亭と時雨亭を見学できます。
拝観案内Information
| 所在地 | 京都府京都市東山区高台寺下河原町526 |
|---|---|
| 公開時間 | 9:00〜17:30(17:00受付終了)。夜間特別拝観期間は22:00まで(21:30受付終了) |
| 料金 | 大人800円、中高生400円(団体30名以上 大人700円) |
| アクセス | 市バス「東山安井」から東へ徒歩約7分 |
写真:高台寺(当該茶室が所在する場所。茶室そのものの写真ではありません)/ Wikimedia Commons・CC BY-SA 4.0・LBM1948
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