
一覧へ戻る名席 / 重要文化財(裏千家住宅)
今日庵
Konnichi-an
裏千家を代表する、一畳台目に向板を加えた二畳敷きの席。床を設けず、壁を床に見立てる。「裏千家住宅」の一部として重要文化財。非公開。Urasenke's emblematic room: one mat and a daime mat plus a board, two mats in all, with a wall standing in for the alcove. Part of the Urasenke Residence, an Important Cultural Property; private.
裏千家を代表する茶室。千宗旦が隠居所として建てた茶室を「今日庵」と名づけたのが始まりで、遅れて茶会に来た清巌和尚が腰張りに書き残した「懈怠比丘不期明日」の句にちなむと伝えられる。1976年に重要文化財に指定された「裏千家住宅」に含まれ、文化庁の解説では又隠とともに裏千家で最も重要な茶室とされる。
一畳台目に向板を加えた全体が二畳敷きという、極限まで切り詰めた草庵の茶室。天井は竹垂木・竹木舞の総化粧屋根裏で、床を設けず、茶道口のある壁面を床に見立てて掛物釘を打つ(壁床)。炉は向切で、炉の先に向板を入れて辛夷丸太の中柱を立てる。
家元の茶室であり、一般には公開されていない。
重要文化財京都千宗旦
写真Gallery
写真:裏千家今日庵の兜門(当該茶室が所在する場所。茶室そのものの写真ではありません)/ Wikimedia Commons・CC BY-SA 3.0・Adriano
今日庵のような茶室を、自宅や施設につくるには
数寄屋の技術を持つ工務店・設計事務所を、施工例とあわせて比べられます。
