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名席 / 東京

六窓庵

Rokusō-an
慶安年間に奈良・興福寺慈眼院に建てられ、明治期に上野へ移された古席。上野の庭園で外観を見られる。Built at Jigen-in of Kōfuku-ji in Nara in the Keian era and moved to Ueno in the Meiji period; its exterior can be seen from the museum garden.

慶安年間(1648〜1652)に奈良・興福寺の慈眼院に建てられた茶室です。いまは奈良国立博物館にある八窓庵、東大寺塔頭四聖房の隠岐録とともに「大和の三茶室」と呼ばれました。

明治8年(1875)に博物館が購入しましたが、解体して運ぶ途中に伊豆沖で船が難破。幸い材は流されずに済み、明治10年(1877)に博物館へ移されました。第二次大戦中に再び解体・疎開したのち、昭和22年(1947)9月、数寄屋の名工・木村清兵衛の手で現在の場所に建て直されています。

入母屋造・茅葺きで、席は三畳台目出炉、金森宗和の好みと伝わります。にじり口の手水鉢は、延長3年(925)に藤原忠平が建てた法性寺の石塔の一部だったという由緒ある石です。庭園の開園時間に外から眺められ、茶会などに有料で借りることもできます。

東京奈良ゆかり

写真Gallery

六窓庵の外観
六窓庵の外観Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0 / Kestrel
東博庭園の六窓庵
東博庭園の六窓庵Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0 / Kestrel
六窓庵
六窓庵Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0 / Kestrel
六窓庵の腰掛待合
六窓庵の腰掛待合Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0 / Kestrel
六窓庵のそばの手水鉢
六窓庵のそばの手水鉢Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0 / Kestrel

露地と付属の建物Roji and ancillary buildings

水屋・寄付・腰掛は、明治14年(1881)に古筆了仲が設計して建て増したものです。寄付、腰掛待合、石灯籠などがそろい、内と外の二重の露地を備えています。

にじり口の手水鉢は「四方仏水盤」と呼ばれる形式です。もとは法性寺の石塔の一つで、その後銀閣寺を経て何人かの手を渡り、明治18年(1885)に博物館の所有になりました。

借りるときの間取りと料金Layout and hire fees

貸出時の間取りは台目出炉の三畳、控室(二畳)、間(三畳)、待合(三畳)で、5〜10名程度が目安です。利用できる時間は9時30分〜16時です。

1日あたりの料金は平日60,000円、土日祝日70,000円(消費税・光熱水費込み)。前の営業日の17時以降に取り消すと、料金と同額のキャンセル料がかかります(荒天など外的な理由を除く)。前日に他の予約がなければ、16時〜17時の1時間以内は無料で道具の準備ができます。

この茶室を体験するにはVisit & use

ふだんは庭園から外観を見学できます。茶会や句会に使う場合は、博物館の施設貸出窓口(03-3822-1111)に問い合わせ、仮予約(利用日の6か月前の月初から)のうえ申請書を出して申し込みます。

予約・申込

「茶室の貸出を予約」は、施設の公式ページから手続きできます。空き状況・条件は公式ページでご確認ください。

茶室の貸出を予約(公式ページ) ↗

拝観案内Information

所在地東京国立博物館 庭園(東京都台東区上野公園)
庭園開園時間9:30〜17:00
公開外観のみ(庭園から)
貸出定員5〜10名
貸出料金1日 平日60,000円/土日祝70,000円(9:30〜16:00)
画像はプレースホルダーです(文化財の写真は掲載していません)
六窓庵のような茶室を、自宅や施設につくるには

数寄屋の技術を持つ工務店・設計事務所を、施工例とあわせて比べられます。

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