春草廬(東京国立博物館)
江戸時代、河村瑞賢(1618〜1699)が摂津・淀川の改修工事の際に建てた休憩所が始まりです。その後大阪へ、さらに原三渓(1863〜1939)によって横浜の三渓園へ移されました。
昭和12年(1937)には埼玉県所沢市にある松永安左エ門(耳庵)の柳瀬荘へ移築。昭和23年(1948)に柳瀬荘が東京国立博物館に寄贈され、昭和34年(1959)に春草廬は現在の場所へ移されました。
木造平屋、入母屋造・茅葺きで、座敷は5畳と3畳。妻に掲げた「春草廬」の扁額は能書家として知られる曼殊院良尚法親王の筆で、三渓が耳庵に贈ったものです。庭園の開園時間に外から眺められ、茶会などに有料で借りることもできます。
写真Gallery
建てられた時期When it was built
博物館の貸出案内では、河村瑞賢が淀川の改修工事の休息所として建てたのは貞享・元禄のころ(17世紀後半)とされています。昭和11年(1936)に松永安左ェ門(耳庵)の持ち物となり、翌年に柳瀬荘へ移されました。
借りるときの間取りと料金Layout and hire fees
貸出時の間取りは五畳と三畳の二間で、5〜10名程度が目安です。利用できる時間は9時30分〜16時です。
1日あたりの料金は平日40,000円、土日祝日50,000円(消費税・光熱水費込み)。前の営業日の17時以降に取り消すと、料金と同額のキャンセル料がかかります(荒天など外的な理由を除く)。前日に他の予約がなければ、16時〜17時の1時間以内は無料で道具の準備ができます。
この茶室を体験するにはVisit & use
ふだんは庭園から外観を見学できます。茶会や句会に使う場合は、博物館の施設貸出窓口(03-3822-1111)に問い合わせ、仮予約のうえ申請書を出して申し込みます。
「茶室の貸出を予約」は、施設の公式ページから手続きできます。空き状況・条件は公式ページでご確認ください。
拝観案内Information
| 所在地 | 東京国立博物館 庭園(東京都台東区上野公園) |
|---|---|
| 庭園開園時間 | 9:30〜17:00 |
| 公開 | 外観のみ(庭園から) |
| 貸出定員 | 5〜10名 |
| 貸出料金 | 1日 平日40,000円/土日祝50,000円(9:30〜16:00) |
数寄屋の技術を持つ工務店・設計事務所を、施工例とあわせて比べられます。

